ミリしら『マンダロリアン』が何を残したか
※ネタバレはしません
※ほんの少し雰囲気の話はします
----------------------------------------------------
『マンダロリアン & グローグー』、
良い話* だ……!
*諸説はあり


↑"これ" の "これ" です
----------------------------------------------------
[目次]
第一に:どれほどミリしらであったのか
『マンダロリアン アンド グローグー』を観ました。
・観る前の知識
スターウォーズで観た作品:4〜6、1〜3、7〜9、ローグワン、ハン・ソロ
マンダロリアン:薄緑色の服を着て十字のヘルメットを着けている。十字軍所属のストームトルーパーかな? 銃を持ってる姿はよく見るけど、戦ってる姿は想像つかないな。正直エピソード7で出てきた全身銀色のトルーパーの司令官(キャプテン・ファズマ)との違いがわからない。
ヨーダのミニサイズ:グローグーと呼ばれているらしい。ヨーダのミニサイズ。フォースが使えてそう。幼そうだけど年齢は余裕で負けてそう。
予備知識は以上。
正直、マンダロリアンを観るつもりはありませんでした。ただ、今日はたまたま休日で、たまたま別の銀河映画を朝から観に行ってたんですよ。

↑別の銀河映画
ということなので、出会いはかなり偶然で、今日が公開日ということも知らなかったんですが。
ディズニープラスに入っていないと観られないマンダロリアンに接する機会もなく、観るモチベーションは今日の今日まで本当になかったんですが。
劇場のコンセッションにあった、金メダル風バッジに目が留まり、迂闊に買ってしまい、休日にわざわざ良い映画館まで遠出しているのだから───そしてスターウォーズの外伝映画はこれまできちんと観てきたのだから───観るべき運命にあるのだろうと、観てしまいました。
次いで:鑑賞の結果、何を知ったか
ミリしらはやはりミリしら。大体全てが違いました。
・観た後の誤差判定
マンダロリアン:薄緑色の服を着ていない! 検索して気づきましたが、あれはボバ・フェットでした。全くの別物。いや全くの別物ではなく、同じ星の傭兵集団ではあるようなんですが。というか、マンダロリアンってマンダロアの人たちって意味であって、個人を指す言葉ではなかったんですね。そして、ストームトルーパーとはマジで本当に無関係でした。ヘルメットを被っているだけで風評被害を食らってしまう傭兵、マンダロリアン。アクションを永遠に見ていたい。
グローグー:ヨーダのミニサイズではある。フォースも使えてる。でもなんで一緒にいるのかはやはり不明。マンダロリアンの原典に当たらないといけないか……。なんか、やたらかわいい。あと、スクリーンにかなりの時間ソロ登場していた。かわいさでゴリ押ししようとしてないか? ときめき狙いはスターウォーズにはない概念(レイアを除く)なので、そこを攻めるのは正しいのかもしれない。かつ、親子の話なので、スターウォーズの本筋でもあるのかもしれない。
・ネタバレなし感想
マンダロリアン、登場からスタイリッシュすぎて、ファッションショーか何かかと思いましたよ。小学生男子だったら絶対学校でマンダロリアンごっこしていましたね。アメリカの学校の実情を知りたいところ。あの硬い鎧も羨ましい。ブラスタービームをガン無視していたような気がする。帝国軍のストームトルーパーが全員あの鎧じゃなくて良かった〜。産出量が少ないんでしょうね。
あとこれは4dxを観たがゆえの感想な気もしますが、4dx対応の映画って、水飛沫の演出を有効活用するために大体水に飛び込んでいる気がする。偏見なのか、真実なのか、神(制作者)のみぞ知る……。
宇宙物に求める映画像って、メカの格好良さとビームとスケール感だったりしますが、そのどれもが『マンダロリアン』にはあったので、ふらっと入った割に満足度はとても高いです。当たりの定食屋さんを引いて、かつお値段も安めな感じのイメージ。ありがたい話です。
最後に:ミリしら『マンダロリアン』が何を残したか
語るほどの知識はありませんが、スターウォーズ愛自体は全部の映画を観ておこうかなと思う程度にはある、という人間として。
最近だと、スペースオペラものの数も増えてきて、もちろんDUNE3なんかも楽しみにしているわけですが、やはりスターウォーズは広がり方が異次元。
真ん中を貫く軸が太すぎるので、あと何を枝分かれさせてもそれだけで十分太いエピソードになるのが強すぎる。ハン・ソロだけで映画にできるわけですよ。ローグワンも、あれ設計図一個届けるだけの話ですからね。
マンダロリアンについては完全にミリしらで向かいましたが、Xウィングやフォースなどの強い基盤を共有していることで、普通に、なんていうんでしょう、ある人の人生を見ているように楽しめました。例えるなら、この地球上で起きる出来事には地球人としての常識を当てはめてとらえられるように、スターウォーズ世界で起きる出来事に適用できる常識がすでにインストールされているので、それを援用することになんの抵抗も負担もないというか。
それは裏を返せばスターウォーズ世界の常識がそれほどまでに強く根付いているということであり、スターウォーズ世界への憧れ、愛着の表面化でもあるわけです。これが今回の一番の収穫でした。
結論として、スターウォーズの一ファンとしては、もうなんでもいいので映画を作り続けてほしい(なんでもはよくない)、といったところ。昔からのファンに向けて世界観を呼び起こし続けるとともに、新しいファンの方にも世界観を浸透させていけるような作品を、なんとか定期的に出し続けていってほしい。不滅であってほしい。そう、コ○ンとかドラ○もんのように……。
そうすれば、今日の私みたいにふらっと入っちゃって、再び熱を取り戻す人も現れるはずだから。
----------------------------------------------------

↑ペーパーウェイトは実用品! おもちゃじゃない!!!
映画感想『8番出口──Exit 8』
見てしまった、8番出口。
映画は何回か今年も観ていたんですが、久しぶりに書き残しておきたい(そして後で振り返りたい)、そんな映画だったので、しっかり今日の心境を書いておきます。
さて、そんな8番出口。
ゲームの面白さは折り紙付きだし、主演は二宮さんだから演技力もよいでしょう。
絵面として単調になりがちだから、後半は早送りみたいに無限に異変を解決し続ける、異変発見マイスターになるまでの過程を描く物語なんだろうなぁ……。
まあ言っても原作体験してるし、あ〜映画化したらこんな感じになるんだな〜なるほどな〜〜って感想になるんだろうねぇ……。とりあえず経験として見ておく分にはよいでしょう。なんか賞? 取ってるっぽいし。
↑ド級の愚か者という他ない
※略して「どかない」
鑑賞後、震えて劇場を後にしました。
怖かったからじゃないよ!! 全然怖くなんかなかったもんね!!!
以下ネタバレ
88888888888888888888
ネタバレ防ぎの
88888888888888888888
いや面白いです。
画面としても、ゲーム既プレイ者は異変探しの視点で見られるし、普通にホラー映画としての視点の動かし方をしていた。だいぶ丁寧な心、和の心です。
異変ないよねないよね?
ズズズズ……(あまりにも不穏な重低音) / ゆっくりカメラが二宮の視線の先を写していく
キャー! 早く[出口1→]を写して!!!
ズズズズ……ドーーーン [出口1→]
クリアしてるならさっさと写さんかい!!
☆ここ怖すぎポイント
・コインロッカーベイビーズ
ベイビーは、まあ、いいといたしましょう。
(緑色のランプを見た時から予感していたとはいえ)
全面赤変化はあかん!
しかもベイビーズはあかん!!!
ジャンプスケアはもっとあかん!! 普通にビクッてなるから!
隣の毛布もベイビー運び布(?)のなれの果てだったってことかもしれない。証明写真のギミックはなんかあったのかな。最初の高速通過時点で何かあったかもしれないね。
・にっこりおじさん
こつ……こつ……こつ………………
バッ(振り向く)→😄にっこりおじさん😄
こんなん発狂してしまう……。耐えられた男、鋼の精神の持ち主。全然今日寝られないけどね。
常に後ろ振り向いたらにっこりおじさんいるの怖すぎる。常に後ろににっこりおじさんが張り付いていて助かるタイミング、背中方向から銃撃を受けている時しかない。その時だけいてほしい。
・偽出口であることに気づけない、愚かな人間
そこまでずっと健気に異変チェックしていたのに……。
いやまあ気持ちは分かりすぎるほど。でもダメでしょ。条件クリアしてないし。
って思えるのは我々が絶望に立たされていない健常な精神の持ち主だからであって、
実際目の前に出口を目にして、外の光も青空も見え、世界の喧騒や日常音を感じていているのに、
これまでの無機質無音の死した世界に晒され続けていて泣きそうなほど辛かったのを耐えてきた人間が、走り出さずに少年に一回手を差し伸べてから駆け出しただけでも十分に出来た人間だと思いますよ。
えらいよ。自分は無理だよ。
この世界に閉じ込められたら9割の確率で発狂し、1割の確率で地下通路の壁のタイルを剥がして組み立てて即席のレンガハウス作っちゃうよ。
・父親のおかげで迫る津波に飲まれずに済み、再び歩き出した少年の向こうから聞こえてくる、一定リズムの足音
多分見た人みんな思ってるんじゃないかな。
シナリオではあるあるすぎて最重要警戒対象。ゲーム内でヒロインや魅力的なキャラクターとの交流が丁寧に描かれれば描かれるほど、警戒度合いは上がる。
なぜ時間や工数を割いてプレイヤーに愛着を抱かせるのだろうか?
その後に絆の思い出を破壊することで感情をズタボロにするためだよ!!!!!! コラ〜〜〜!!!!
ということで、父親と少年の絆が描かれたあとに別離が発生してしまい、アラームがギュインギュイン鳴っている状況で向こうから足音が聞こえてきたため、つい半目になってしまいました。
父親だったら大泣きして死んでいたので、一命を取り留めることができました。
本当に良かった。皆さんが良かったと思っている、その2.5倍くらいは本当に良かったと思っております。
☆ここってこういうことなの?
・『迷う男』の英字表記にて最初に出現した英字がtest
人生の岐路に対する覚悟テストということでよろしいか? 後の文字も踏まえると、彼らに対して〔8番出口〕が持つ役割、あるいは〔8番出口〕における彼らの役割、ということでよいですか。
・『歩く男』の英字表記にて最初に出現した英字がhell
こいつは何者なんや……。やましいことをした時の狼狽ぶりが面白すぎてそこは和みポイント。でもやましいことをしたんだろうな。
少年と迷う男、に関係ラインが繋がっているので、女子高生と歩きおじさんのラインがあり、おじさんがしたやましいことの結果が巡り巡って女子高生のつまらなすぎて捨てたくなる日常に結びついているんですかね。流石に直接的にやらかしてたら本人目の前にしてしらを切れないよね。
ちょっと待って! 女子高生って完全に怪異化してるし、視点として登場することもないので、歩きおじさんの果てと同じく異変に飲まれたってことなんでしょうが、もしかして無限ループの中で精神ないし肉体が果ててしまったということでは? ちょっと怖いので考えることをやめます。
・じゃあ『少年』のheは?
he……ってなに? 誰から見ても第三者ってこと?
あるいは最初は誰にも理解してもらえず、ただの「彼」だったけど、未来のお父さんに巡り会えることができ、関係値が生まれたことで、「彼」ではなくなり、舞台装置を卒業したということ?
↑これ心が温まったので採用とさせていただきます。
・渡してくれた貝殻
お守りの貝殻。誰にとってのお守りだったのかしら。2人のだよ! これまではお守りのおかげで艱難辛苦を乗り越えてこられた男の子(何年あの世界にいたのかな。2年くらい? って最悪だ……)、それからお守りのおかげで現実世界との繋がりができ、津波が襲ってもロイスをタイタス化する※ダブルクロス仕草ことで生きながらえることができた(ということに自分の中ではなっている)男。繋がりを焼いて生還したので帰った時は異変の時の少年の記憶は無くなっている気がする。
でも深層の行動基準の意識は変わっているからもう迷わないね。もう子どもを泣かせちゃダメだよ。多分ちゃんと迎えに行かなかったら彼女が迷って迷って迷った挙句引き返せないとこまで来て生んじゃって、でも育てられなくてコインロッカーベイビー爆誕しちゃうからさ。
☆総評
原作を履修していると、知っている内容が起こるはずだ、という心の緩みが生まれる。
その心の緩みを──オデのレイピアは鎧の隙間を正確に穿つだ──言い換えるとピンポイントで狙い撃ちされてビビり散らす羽目になり、その後も薄目で見たくなるくらいの強い衝撃となって残り続けていた。
知らない異変は怖いよ!
知ってる異変が出てこないのも怖いよ!
常に通路奥から壁紙同化モンスターが走ってこないか、ダッシュおじさんがこっち向かってこないか、おじさんがこっちを眺めてこないか、はらはらしながら見ていたよ!
あとゲームだと津波は触れたら即死だし、暗闇はただ暗いだけだからそんな怖くないし、電灯ガチャガチャは怖いし、壁紙が見てくるのも怖いし、ドアが半開きになって深淵が垣間見えるのも怖いし、監視カメラ点灯も怖いし、ライトの色調が明らかに違うのも怖いし、
怖がりの自覚を今度から持ちましょう!!!!!
[〜完〜]
トラペジウム鑑賞後雑記 〜奴はとんでもない物を置いていきました〜
まず、この画像を見てほしい。
↓↓↓

↑↑↑
これは、『トラペジウム』視聴後の感想ツイートだ。
ただの青春映画にしては様子がおかしいことが分かるだろうか?
次に、このポスターを見ていただこう。
↓↓↓

なんのことはない、『女子高生4人でアイドルをやる映画』っぽい表現のポスターである。
「トラペジウム」のフォントも爽やか青春ストーリーのそれである。
しかし、注意してほしい。
もしあなたが、
「 『女子高生4人でアイドルをやる映画』だよ! 4人の女の子たちが個性的で可愛いし、面白いからぜったい観た方がいいよ!!」
こんな誘い文句で勧められていたとしたら。
これ、詐欺です
あなたは騙されています! 奴は貴方が苦しみ、悩む姿を見て楽しもうとしている愉悦犯です!!
いないとは思うけど、ピュアサンシャインストーリーだよ〜とだけ聞いて来た人が、この映画を観たら卒倒すると思いますよ。
地獄って聞いて(ほな、あなたの描く ""地獄"" 見学させてもらいましょか)ってワクワクで観にいった自分が叩き潰されるレベルですわよ。
いやね、「良い」作品だと思いますよ?
でもね、尋常の映画では「醜悪と業」がメインテーマになることはないのよ。ましてやアイドルものでなんて……いやアイドルものだから……? アイドルのこと詳しくないからわからないけど……。
「虹色の郷愁」で包むことでどうやら一般公開できる程度に中和されてはいますが、恐ろしい作品だと思いました。(恐ろしすぎて感想がエルデンリングのアイテム説明になるレベル(伝わるか?))
さて、
ネタバレ回避きつすぎるので……
ここからネタバレ感想軸行きます!
***********************
ネタバレ謡いの
***********************
東ゆう、ヤバすぎる!!!
正直これで終わりでもいい、のですが、気持ちをつらつら書き残しておかないと確実にこの感情を思い出せなくなるので書いておきます(初見時の感情保全委員会)。
ただ劇薬すぎるので、廃棄プルトニウムレベルの処置をしておかなきゃいけない気もしますが。
10年後とかに見るといいかもしれませんね。ほんとに?????
メンバー紹介
・《東》東 ゆう
エゴと偏愛を仲間のためと偽る、夢のために他の全てを供物とした魔王。最悪の化身にして諸悪の根源。初対面の時点で気づいたほうがいい。
全ての人間を駒として扱い、「友達」という称号は自分の夢のために踏み台とする免罪符だと思っている。
そもそもオーディションに落ちまくった挙句、「可愛い子や既に人気がある子の人気に便乗して自分もアイドルになろう!」となるの……は100歩譲っていいとして、その候補になれそうな子を指して「純金のインゴット」呼ばわりは流石に擁護できない。なんなん?
それと「東西南北を集めてアイドルにしよう」って何?? アイドルになるために最善だと思ったのがこれな時点でヤバいし、自分の手の届く範囲の東西南北なの都合良すぎるでしょう。ちゃんと北海道と沖縄から連れてきなさい!!
啓蒙者ぶっているのもかなり痛すぎる。[人間は皆アイドルになりたがっている/アイドルになれないやつは諦めているか、才能がないだけ][だから可愛い子(でアイドルを目指していない子)は人生をドブに捨てている、私が(アイドルになる踏み台としてのついでに)救ってあげないと!]って…………改めて書くとヤバすぎ…………。
そんな彼女にもたった一つ良いところがあるとしたら、グループの瓦解を経て(瓦解する前に判断しなさい!!!)ソロアイドルを目指せたところでしょうか。正直こんなやつはアイドルにならずに終わって欲しかったところはあるんですが、そうなると発狂エンドか自殺エンドか厄介モンスター変貌エンドになるしかなく、誰の人生も狂わせずに終わるにはこれしかなかったんでしょうね……といったところ。
もう一つ良いところありました。他の善人3人組同士を引き合わせたところですかね。人生において友達って多大なプラスを与えますからね。
あっ、東さんは友達じゃないらしいので……そのへんで遊んでてください……。
・《西》大河くるみ
犠牲者その1。本当にかわいそう。
ロボコンで優勝することを目指して一途に頑張っていたところ、突然横からダンプカーで轢かれてしまった感じ。とかく魔王に魅入られると碌な事がない。
最初から全くアイドルに乗り気ではなく、本人も性格的に向いていないことをよく分かっており、他にやりたいこともあった。しかし魔王は手に入れた駒が離れることを許さない。
なんかよくわかんない山登りボランティアをし、お城でボランティアをし、「みんなやりたいよね! ね!」に流されてアイドルとなるも、普通の高校生で普通に夢を追いかけられていた自分に戻りたくて、これ以上続けたら壊れちゃいそう、とSOSを出すも当然のようにスルーされ、結果発狂。
東の人ならざる言動が他人に向けられるたび、「えっ……」みたいな顔をしていたのが印象的でしたね。言葉に込められた感情に敏感に反応していたが故に、自分から辞めると言い出すこともできなかったという……。
彼女にとっては最初の友達だったから、友達を失いたくなかったし、夢の手助けになれるなら出来る限り手伝おうと思っていた、本当にいい子なんですよくるみさんは。魔王はその甘さを許さないんですけどね。
・《南》華鳥蘭子
犠牲者その2。とはいえ、心の強い善人であったことが幸いして、ギリギリ魔王の
テニスをやっているお嬢様、コテコテで懐かしの味付けがしますね。4人の不和をなんとか抑えられる人徳、お化けが怖いところ、高いところが怖いところ、人に優しくできるところ(当たり前だが、それが当たり前でない人もいるため)、予測できない人生をポジティブに楽しめるところ、総評として完璧人間とさせていただきます。
いや本当にいい人すぎる。無理だけど華鳥さんみたいになりたい。テニスが弱くても「死に物狂いでかかってきなさい」って言ったっていいじゃない!
この物語の中で唯一何の落ち度もなく、また他人に光を与えることができている華鳥さん、万歳!
・《北》亀井美嘉
犠牲者その3。リアル面では最大の被害者と言ってもいいかもしれない。
ただし、彼氏がいる状態でアイドル(路線)に入っていったことと、SNSに写真を上げないよう彼氏に厳命しなかったという点で、大きなミスを犯してはいます。
だからといって、彼氏と無理やり別れさせられたり、「彼氏がいるなら、友達にならなきゃよかった」とか言われるのは意味不明ですが……。その「友達」、ルビに「駒」って書いてあるのが透けてみえてますよ?
正直、コンプレックス解消の為に整形をしてる、って亀井さんから聞いた時点で魔王(東)は切り捨てるかと思ってました。整形ってアイドル活動の上ではグレーゾーンではないですか? 切り捨てずに受け入れたのは、魔王の優しさ……などではなく、自分に好意がある相手で、かつちょうど条件も満たしており都合が良かったからですね。なんと醜悪な……。
個人的には、「整形」っていうワードを聞いた瞬間に、これは後で大トラブルの原因になるな、と思っていてげんなりしていたのですが、そんな上っ面のバトルは発生せずよかったです。もっと根幹の部分での価値観デスマッチでした。
あと視聴後の懺悔ですが、最初「ボランティアに興味ないですか?」って聞いたとき、マルチの勧誘かと思いました。でもその切り出し方はどうかと思うよ。
・《女子高生の制服大好きマン》工藤真司
最初の一瞬だけ輝いたこの属性、本当に最初の掴みだけだったので、必要だったのか? とは思いますけれども。
これさえなければ常識人枠だとは思います。いえ、あっても魔王と比較したら相対的に常識人枠になります。
せっかく写真撮るの上手いんだから、専属カメラマンにでもすればいい(ストーリー目線)のにな、とは思ったものの、東に人生引っかき回されなくてよかったな(見守り目線)といったところ。10年後開いた写真展に4人を招待できているところを見ると、それぞれと関係性を保てていたみたいで、ほんとに世渡り上手だったんだな〜と感じ入ります。かなりの勝者です。
でも女装カフェ(?)をなんの疑問も羞恥心もなくこなしているところを見ると、やはり狂人かもしれないって気がしてきました。
個人的には女装カフェにいたオネエたちを本作のMVPとしたい。
彼らこそは、「4人の笑顔」【Trapezium】の生みの親であり、作品の中間に位置するバランサーであり、純真無垢な愛の存在でした。(あれ? 東以外はドデカ善人だらけなのでは?)
雑記感想
映画としての完成度は非常に高かったと思います。特にタイトル回収した瞬間にエンディングに入るところ、途中の伏線が返ってくることも含めて高得点をあげたいです。
それぞれのキャラクターの立ち方も異常に上手くいっており、ありがちな「どこかで見たようなキャラ」がどこにもいませんでした。強いていうならお嬢様の華鳥さんですが、でもやっぱり中和能力が高すぎでした。こんなに火消しをするお嬢様も滅多にないということで、唯一無二と言ってもいいと思います。
東さん、まあほんのちょっぴり共感できる部分はあるんですよ。夢しか見えなくなると、周りが見えなくなっちゃうこと、ありますよね。わかる〜!(他人が壊れてる姿を目の当たりにしても、なお表舞台に引き摺り出そうとするのは正気の沙汰じゃあありませんが)
毒on毒、一般人の邪悪耐久レース、メンバーの可愛さで1歩下がってから100歩地獄に歩むみたいなお話でしたけれども、
アイドルグループ怨憎ドロドロ限界解散するまでの温度
⇔解散後になんだかんだあの頃楽しかったね〜ってなって10年後再会、"良い話感"が生まれる温度
この落差が凄すぎるんですよ!!! 風邪ひきますよ!
メンバーはなんで許してるんですか!? くるみさん号泣発狂したんですよ!? 亀井さん彼氏と別れさせられたんですけど(たぶんその後復縁できてはいますが)!?
人が良いというか甘いというかなんというか……なんで良い話感が生まれてるの? 全てをプラスにしてしまう善善の実の善人間?
というね、幻の虹色郷愁ヴェールと全てを水に流す聖人3人がいることで、奇跡的に正方向のエネルギーとして成立した映画『トラペジウム』でございました。
おすすめされて観て良かったと思いました。ついうっかり感動してしまいました。
感動してはいけないわけではないんですが、葬式を見て棺桶の装飾お洒落〜! って一瞬思ってしまい、不謹慎な発想をした自分を恥じるような、そんな気持ちです。今アイドルとして成功しており、他の3人ともまあまあ上手くやれていたとしても、あの頃に犯した罪が消えることはないんだぞ……。
是非ね、周りの方にも視聴をお勧めしていただければと思います。この感情を知るのは自分1人だけでいい、という気持ちではありますが、そういう感情こそを共有したい相手にはお勧めできるのではないでしょうか。「お勧めしませんがそれゆえにお勧めします」というやつです。
おわりに
くるみさんと蘭子さんにはこれからの人生を自由に生きていただければと思います。むしろその先の人生を映画として観たかったまである。
亀井さんは(もう亀井さんじゃないかもですが)、本人としての良い人生を完遂しつつあると思うので、外野は見守るだけですね。
最後に一言だけ言わせてください。
いや……
でもさ………
東ゆう、魔王すぎるよ……
〜完〜
『劇場版ウマ娘 新時代の扉』観てきたよ感想
「ウマ娘」という超巨大コンテンツ。
シナリオ、キャラクター、ライブ、ゲーム、アニメ、グッズ、コラボ、曲、書籍、──そして映画。
あまりにも多くの魅力と、エンターテインメントとしての力に満ち溢れている。支える柱のうちいくつかが欠けたとしても、まだ宮殿は崩れないだろうに、横からさらに柱がスライドインしてきた。
映画『劇場版ウマ娘 新時代の扉』
本当に面白いですこれ。

(「興味深い・・・・・・!」cv:上坂すみれ)
劇場で観られてよかった。
映画を観て噛み締めたんですけど、ウマ娘ってあらゆる願いを叶える願望器なんですよね。希望の光は人間には眩しすぎるよ・・・・・・。そりゃあ人の形も保てなくなりますって。
※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※
────────────────────────
《ネタバレ逃げ・芝2400m・日本ダービー》
────────────────────────
※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※ ※※
・雑感
曲良し・描写良し・キャラクター良し、これが三方良しか〜という気持ち。
アグネスタキオンが推し寄りではあるんですけど、全員に見せ場が等しくあり、しかして何を持って見せ場とするかは全員が分かれており、やはりよく見ているな……というところ。キャラ構成の妙だね!
・描写良しポイントのお話
・アグネスタキオンよし
・フジキセキよし
・空に浮かぶ星、落ちて砕け散る星、そして富士山
よし!!
このコーナー、無限に字数食うのでいつか未来に書くのでもいいですか?
・ストーリー良しポイントのお話
・全部よし!
強いていうなら最後の "無いはずの未来"(あったかもしれない可能性) はね、
ろくろ回し続けちゃうので省略してよいですか? 夜も遅いし……。
このブログの存在意義って、何?
そもそも人生の存在意義って、何?
解:〔輝きを放つ存在を少しでも多く拝むためだよ〕
・ついでに
衝動のままに翌日の日本ダービーを観にいった話もしていいですか?
というか、公開日の週末に最大の祭典である日本ダービーがあるの、あまりに導線を感じるし実際に行った人もさぞ多かったことでしょうね。競馬場にも映画のポスターあったよ。

↑公園じゃん! 眼下に広がるローズガーデン

↑おしゃれですわね〜!

↑70周年ですのね〜!

↑キタサンブラックとタイキシャトルのキーホルダー。あとリボン。こんなに貰っていいんですか?

↑電光掲示板には[5,15,13,1,2]とあります。つまり負けですわ〜!
家族に連れられて行きましたけど、公園およびお散歩スポットとして評価高いかもです。しかしダービーの日は人が多すぎた……
以上!
『君たちはどう生きるか』 〜視聴後雑記〜
君たちはどう生きるか、観てきました

評価が死ぬほど割れている作品ですが、個人的には星10に値すると思います。この映画そのものがその人の背景や人生観に大きく視聴体験が左右されるタイプだと思うので、評価なんて割れてなんぼなんですよ!
観た直後に言語化できない感情に襲われて、おそらくこの作品については感情を綺麗に全て言葉として表さない方がいいと感じたため、思ったことだけを羅列する形式にしようと思います。
以下ネタバレ
*****
ネタバレ防ぎの
*****
特に考察ではない現象の羅列
・最初違う映画始まったかと
・火事で向かう時に人波が本当の波のようにゆらゆらと書かれていた 美しい
・昭和、戦争、火事→火垂るの墓的鬱映画再来!?
・あのおばあちゃん明らかに千千でみたことある……
→神隠しにあってんじゃんね
・これ昭和特有の芯の通った人というか、そうあらねば生きられない背景を踏まえて昭和をチョイスしているのか……昭和である原作の少年も眞人に近い性格してるし、原作に影響受けて喧嘩というか行動を起こしていそうだし
・君たちはどう生きるかでボロ泣きした経験がないというか多分通読できていないので 読まねばならぬ
・時間・世界を超える塔
・火事に遭い亡くなる母 火事で亡くなったから火の力を持ったのか、火の力を持ったのは火に還る運命だからか
・ジャムとバターを死ぬほど盛ったパン 昭和に子どもが夢見たご馳走、ユートピア 異世界でありながら決定的に異世界ではないポイント(=? この世界は眞人の想像?)
・眞人のお母さんも眞人と「戦争が終わったらこんな世界がいい」を話していたかもしれないよね……
・もけもけだかふわふわだか、かわいい
でも熟して膨らんだら浮かんでベイビーになるってどういうことですか? 死ぬほど適当読みしたら赤ちゃんは産まれる前から愛されている、みたいなことですか? そこに歴とした解はないが……
・青鷺 大叔父様 存在意義、「世界」って眞人の世界なのか我々の世界なのか
・↑自分で石を少しづつ積ませてる(その石は悪意に染まっているかもしれないしそうでないかもしれない)ってあたり、人格形成とかに繋がってるような気がしたので、眞人の「世界」推しです
・新しいお母さんが亡き母の妹であること←すぐわかった
塔の中の異世界にいるヒミが眞人の母←髪型とかもろもろからすぐわかった
キリコがおばあちゃんで服も前と一緒だった→これが主人公の言及まで気づかなかったの悔しい
・回帰が好き 今あることは何にも影響を及ぼさないし直接的な世界への影響を与えられたわけじゃないし世界を救えたわけでもないけれど、そのあがきが無駄じゃないのが好きなのかもしれない
・ドアとか窓が多い風景もやっぱり好き(ハウル)
でも今作のドアはせいぜい2つしか開けられていなくて、ただドアの存在だけが示唆されている
世界は他にもたくさんあるけど、それを見せてしまうとイメージがそれで固定化されてしまうので、見せません! 自分で想像してください、それぞれの世界が正解です! ってことだとは思うんです 全体的にそんなとこがある エンディングとかね
でもこれって駿に高みから達観目線で見下ろされてる気がして少し腹が立ちますね(良い意味で)
・エンディング、というか映画館を出てから涙がしばらく止まらなくてベンチに座って空を仰いでいたけど、別に終わり方は悲しくなく、すなわちただ映画の骨髄の部分が自分に刺さって泣いてしまったってことになるんですが、駿がこの映画で刺したかった人ってやっぱり……(身動き取れなくて現状に閉塞感を抱いている、別に悪い意味ではなく"普通の人"なのでは?)……と思っちゃうよね、その判定に引っかかってしまうことがかなり悔しいです
多分この判定に引っかかるかどうかで評価が割れるのではないでしょうか どちらでも人生は楽しめるよ、刺さらない方がちょっと楽に生きられそうですけれども
番外編
・剣持のこのツイート↓
カヘカヘッヘヘカッヘヘヘヘッカヘカヘカッカカヘヘッヘカカッカカッカカカヘッカカヘカカッヘカカッカカッカカカヘッヘヘヘヘッカヘカヘカッカカヘヘッカヘカヘッヘヘカッ pic.twitter.com/yWytiLUWXE
— 剣持刀也⚔にじさんじ (@rei_Toya_rei) 2023年7月17日
を見てしまったせいで、最初本気でネタバレを踏んだと思っていて、カヘッカヘッてモールス信号だったんだ……ってことはこの鳥ってロボットとか通信を担う係とかなのかな……とか真剣に考えながら最後まで見てました
最後の方で、……あれ、これモールス信号の話する前に終わるぞ!? ってなって適当ツイートであったことに気がつきました なんという悲劇であろうか
~𝒇𝒊𝒏~
『すずめの戸締まり』 鑑賞記録
冥き夕闇のスケルツォ 個人的鑑賞記録
前回に引き続き、『SAO プログレッシブ 昏き夕闇のスケルツォ』を観てきました。
約一年ぶりの第二弾です。
『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』オフィシャルサイト
本来はもっと早く(9月ぐらい)に公開されていたはずなんですが、コロナ云々で延期になったとのこと。数ヶ月程度なら無視できる範疇なので問題なし!
さて、ネタバレなし感想として少し。
今作もプログレッシブ編の続編ということで、アニメ本編には出ないキャラクターが出てきています。
プログレッシブ編はSAO攻略をアスナの目線から見た物語なので、アスナ関連の新キャラが活躍してきたわけですが、本映画でもきっちり活躍していて嬉しかった、どころか嬉しい通り越して泣いてしまいました。
前回の映画の入場者特典で貰った小説が嬉しかったので、今回も小説配布期間を待っての鑑賞です。
鑑賞後爆速で読みましたが本当に面白い。これに1500円払う価値あるので、映画代がタダです。
でも映画も10000円くらいの出来なので、映画を見ることで得してしまった……!? 状態。
ということで以下ネタバレあり感想。
今回は第五層「遺跡の街カルル」が舞台でした。
宝石やコインが落ちている街、ということでアスナがキリトと大はしゃぎする冒頭。いっぱい楽しんでいってね……。
正史ではこの段階ではそれほど仲良くない? IFだからいいんだよ!
前半はアスナとキリトの夫婦漫才を見たい人向け。SAOといえばこれみたいなとこも少しあるので、鉄板メニューといったところ。アスナはお化けが怖いのは周知の事実だけど、この時代のキリトは知らないからしょうがないね。35層のモミの木イベントとか見たらひっくり返っちゃうよね。
後半は観たかったボス戦。
この層のボスはギルドフラッグをドロップし、かつそのギルドフラッグはギルド全体にバカ強バフをかけるとかいう、プレイヤー間の格差付けの極みみたいなアイテム。
だから俺たちで一番乗りしなきゃいけないんだ!→言っていることはわかるけど「5区切りのボスは一際強力ダゼ」って言われてるのに躊躇いなく行くのは自分にめちゃくちゃ自信があるんだなって思いました。
そもそも攻略開始から1ヶ月とかで流石のキリトでも周りとあんまり差がついてないはずなのに……。
ボス戦。格好いい。
ミトめっちゃ格好いい。
でもモブの皆さんも格好いい。
ただしナナチアルゴ、貴方は足の速さが取り柄なんだから捕まらずに逃げなさい!
以上。
ミトの追跡機能付き鎌はふつうにずるです。
──時は流れ──
ハッピーニューイヤー!!!!!!!!
2023年おめでとう!!!!!
現実飛び越しちゃった!!!!!!!!!
──The End──
(おまけ)

↑劇場のポスター。泣けてくる

↑普段これ系統の写真撮らないんですけど、つい撮ってしまいました

↑カルルコイン。第五層に落ちてるやつ。欲しすぎるでしょこんなの
