ミリしら(ミリしかしらない)劇場版レヴュースタァライト観劇者 登場人物へのお気持ち
以下、映画の内容に触れます。
アニメを眠い頭で数話(2話ちょい)しか視聴してない段階で映画を観て感じた、それぞれの登場人物への感想。
どれくらいミリしらかというと、ばななが誰を指すか昨日までわからなかったくらいです。
台詞はハイパーうろ覚えなのでご容赦ください。
以下ネタバレです。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
★★★★★★★★★★★★★★★★
愛城華恋
「一番!愛城華恋、入ります!」
「みない、きかない、しらべない!」
スタァライト、しちゃいます!めっちゃ好き。
映画序盤でひかりとの関係性が丁寧に描かれて笑顔になってしまいました。幼稚園華恋が内気だったところをひかりに連れ出して貰えたのは知ってたなって感じです。知らないはずなのに。
この劇場における主役をおそらく張っています。全ては華恋が次の舞台を見つけるための物語なので。
ちなみに"アタシ再生産"は最初無知の頃に見た時なんらかの隠喩かと思っていましたが、普通にアタシを再生産していて大変驚きました。
神楽ひかり
「かぐらひかりです。ごきげんよう!」
「華恋ちゃんはどこにいるの!」
ひかりちゃん自主退学しちゃってるじゃん!からの王立演劇学院でちゃんと約束守ってたじゃん!
あと子どもの頃のひかりちゃんは結構声がでかい。たぶんみんなもそう思ってると思う。子どもだし仕方ないね!
顔ドアップの回数がたぶん映画で一番多い気がするんですが、素直にめちゃくちゃ美しいと思います。
露崎まひる
「スタァになります!」
「舞台の上にいるのに……どうして演技しないの?」
圧がやばい。おっとりしてるまひるちゃんの目が据わり散らかしてて良いなと思いました。
国立競技場モチーフの舞台でひかりちゃんと競い合うってのが選手宣誓から通底した負けない気位を感じてよかったです。
星見純那
「どうして……過去形なの……」
「他人の言葉じゃダメなんだ!」
緑色の目の色が綺麗で映画で見入ってた。
弓やっぱかっこいいよねえ。
シェイクスピアとゲーテを引用しとくと文学部感出ると思ってない? とはちょっとだけ思ってます。
大場なな
「あーあ、泣いちゃった」
「眩しいよ……」
この人の存在は最近知ったんですよね。ばななってこの人のことだったんだ。
めちゃくちゃ冷たい目するじゃんね。二重人格か?
バナナマフィンとバナナンシェとなんちゃらをたくさん食べさせたらしい。
天堂真矢
「奈落で見上げろ、私がスタァだ」
かっこいい。トップアイドルという気負いだけで動いている様は少し不安定に見えるけど、それが輝いて見える原動力なんでしょうね……。
一切のライバルを認めない姿勢をクロディーヌに絆され、神の器を削ぎ落とされたところまでの流れがお洒落すぎてマルセイエーズになった。
西條クロディーヌ
真矢に片想いしてるのでは?と思ってたけどマジで片想いしてた。でも劇場版での「そうしてるアンタが一番可愛い!」からの「そんなのわかってる」の流れお洒落!
余談ですが西條と愛城似すぎて何度か間違えた。
石動双葉
「貫く一本道!」
正直アニメではあまり印象がなかった(途中なので)けど、香子との関係がめちゃくちゃ深いじゃん!になりました。
非常に斧が似合う。ということはデコトラが似合うということです。お洒落。
花柳香子
「ほんと、しょうもない……」
アニメだと我が強そうではなさそうだったのにそんなことは全くなかった。それが京都風ってこと?
謎のキリン(なに?)
「電車は必ず次の駅へ。では舞台は?あなたたちは?」
謎のキリン。アニメにも出てきたけどマジで謎。目が虚ろでかわいいな、と思っていましたが劇場版だと熱い魂を持っていることがわかりました。
「私は燃料……舞台少女を燃え上がらせるための!」
等発言していましたが、実際にみんな野菜のキリンからこぼれ落ちたトマトを食べて燃え上がっていましたね。燃料を食べて着火し、思う存分殴り合えて分かり合えたということなのでしょうか。
まず間違いなく一連の"オーディション"の黒幕ですが、何の権限をもってこんなことをしているのか、この裏世界は精神世界なのかなんなのか、殺し合っても平然としているのはそれが舞台上に過ぎないからなのか。流石にアニメを見れば明らかになるとは思いますが、まだそこまで到達していないので変形する電車を見てビビり倒しました。
ちなみに、アニメの最初の変形は現実にも有り得るレベルのため、そういう仕組みのエレベーターかと思いながら見ていました。忍者屋敷でありそう。
最初から最後までクライマックスなの何?と思いましたがキリンが言ってましたね。我儘で欲張りな観客のための舞台ですもんね。
…………
観客です。
最高でした!!!!!