"流転" 1日目
今これを貴方が読んでいるということは──
私はもう、この世界にはいないということでしょう──
"流転" 1日目
というわけで。
無事この国から逃亡することに成功したので、日記を書いていきます。
23:35という真夜中の便でしたが、かなり出るまでにも波乱があったのでメモ。
・母親が手荷物預け所(ゲート外)→税関(ゲート内)の間の2分の間にパスポートを見失う。パス無くしRTA?
・ゲートに入る前に1Lのお茶を買う。しかし入った瞬間の手荷物検査で弾かれることを失念しており、入った瞬間にアウトに。しょうがないので無理矢理1L全部飲んだのですが、当然のように人間の限界を知ることになりました(W.C.面)。
→マジのガチでやめた方がいいです。機上含めて5回トイレに行く羽目になりましたし、最難関だった「離陸するまでの拘束時間」でこの世の地獄を見ました。
さて、どうにか飛行機に飛び乗ったわけですが、私が飛行機に乗るのが久々なこともあって機内がかなり新鮮でした。
まず機内サービス。水が来て、追い打ちでアップルジュース、そしてスナック菓子(おかき)。スナック菓子が尽きたところで追いスナック菓子(サッポロポテト)。ラウンジに行ったら更に野菜スムージーも得てしまうというね。
機内ディスプレイのフライトインフォメーションも面白かったです。対地の航空機の速度って1049kmなんですね。うちの母親の車の速度の5倍くらいって考えるとべらぼうに速いわけでもない。昔はめちゃくちゃ速い乗り物だと思ってました。
あと画面内の映画コーナー! リーガルハイがあっただけでかなりびっくりだったんですが、TENETもDUNEもあったんですよ。天才じゃないですか?
時間的にオリエント急行の殺人とアラジンしか観られませんでしたけども!
これを書いてるうちに眠くなって寝たんですけど、起きても窓の外がずっと暗くて、夜なんだな〜と思ってたんですよ。ふっと反対側の窓を見たらバチバチに明るくて、窓に遮光フィルター式のカーテンが内蔵されていたことにようやく気づきました。これも知らない世界って感じ……。
十数時間のフライトの果てに到着したのは……
ロンドン!
〜2日目に続く〜
おまけ
↑機内ディスプレイの麻雀、機内での乗客対戦もできるみたいなんですが、ついぞ人は来ませんでした
↑北極圏の氷山たち
↑着陸4時間前の9:00(日本時間)に提供された機内食。めっちゃ良。
↑ハーゲンもある!